第2回世界民俗学研究会を開催します。
日時:2020年2月28日(金) 13:30~15:30
場所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス社会学部棟セミナールーム1(社会学部棟3階)
講師:デール・アンドリューズ( Dale Andrews )氏(東北学院大学教養学部准教授・民俗学)
題目:人生儀礼をめぐるアメリカ民俗学と日本民俗学
講演言語:日本語
事前申込み不要、参加費無料。
問い合わせ:関西学院大学世界民俗学研究センター
Dale K. Andrews is an Associate Professor in the Department of Language & Culture, Faculty of Liberal Arts at Tohoku Gakuin University. He was awarded a PhD in religious studies from Tohoku University in 2007. His primary field of research is Japanese religious folklore. His early research focused on Japanese shamanism (Master’s Degree). This expanded into a study of rural society, its beliefs and social frictions (PhD). Presently, his research is focused on Japanese religious material culture, in particular the folk art produced by the fans of anime and digital games. Notably, he argues Japan has entered a renaissance period in which the “fans have taken the languishing craft of illustrating ema (wooden prayer tablets) and reinvigorated it with a vibrant, contemporary aesthetic” (Mechademia: Origins (9) 2014:221). Doobity do wop wop say what yeah!
デール・アンドリューズは日本を研究するアメリカ人民俗学者。1968年にシカゴ市に生まれました。18歳から24まで米空軍で勤務しました。そのうちの4年間は沖縄にいました。沖縄でユタ(シャマン)に出会うことをきっかけに、日本の民間信仰に関心を持つようになりました。1996年に南イリノイ大学(専攻=文化人類学)を卒業した後、東北大学文学部の宗教学研究室に研究生として入りました。2000年に東北大学大学院文学研究科修士課程修了。修士論文は「シャマニズムにおけるコスモロジー研究」と題した津軽地方のカミサマの一人のライフヒストリと仕事、とりわけ世界観を考察したものです。2000年から2004年まで、東北地方のある農村で住み込み調査を行いました。本家・分家の関係を背景にして、現代の信仰の有様を調べました。2007年に東北大学大学院文学研究科から、博士 の学位(宗教学)を取りました。 2007から金沢大学文学部に勤めました。2011年に東北学院大学に着きました。現在、同大学の教養言語文化学科の准教授です。近年は、アニメ聖地巡礼の絵馬奉納習俗を中心に研究しております。 https://japanfolklore.wordpress.com/japan-folklore/ より
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